KLUB COUNTER ACTION現在の真相!移転と札幌聖地の今
日本のインディペンデント・ミュージックシーンにおいて、北海道札幌市が誇る伝説的ライブハウス「KLUB COUNTER ACTION(クラブカウンターアクション)」は、単なる演奏空間を超えた象徴的な存在です。1995年の産声を上げてから30年以上の歳月が流れ、幾多のアンダーグラウンド・カルチャーを育んできたこの場所は、激動の時代を乗り越えて現在も札幌の夜を熱く灯し続けています。
一時期、インターネット上や音楽ファンの間で「名門カウンターアクションが閉店するのではないか」「突然の移転は何が原因だったのか」といった憶測が飛び交いました。再開発が進む大通・すすきのエリアの荒波のなかで、一体どのような転換期を迎えていたのでしょうか。現場の生の声、公式データ、そして主宰者であるハードコアバンド・SLANGのKO氏が貫き続ける哲学を通して、聖地の現在地と実情を詳細にレポートします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:旧店舗(南2条西1丁目)のビル老朽化・情勢悪化を乗り越え、現在は「札幌市中央区南3条西2丁目 WALL HALL 1階」にてBAR&ライブハウスとして力強く営業を継続中。
- 要点2:キャパシティは約150〜200人規模。密度の高い音響設計と臨場感抜群のステージ、さらに平日のBAR営業や団体利用など多目的な空間として深化を遂げている。
- 要点3:東日本大震災時に誕生した「KLUB COUNTER ACTION 宮古」との強固な連帯や、世界的芸術家・奈良美智氏とのコラボレーションなど、音楽の枠組みを超えたDIY精神の共同体として唯一無二の価値を確立している。
【移転の真相】閉店危機の噂はなぜ流れたのか?南3条WALL HALLへの移転背景と現在
札幌の音楽シーンを見守ってきたファンの記憶に新しいのが、長年慣れ親しまれた旧所在地(札幌市中央区南2条西1丁目・広瀬ビル)からの移転劇です。無数のステッカーが壁面を埋め尽くし、地下特有の熱気と轟音に包まれていたあの空間は、まさに全国のパンク・ハードコアキッズにとっての「聖地」そのものでした。それだけに、移転のアナウンスが流れた当初は「経営難による完全撤退ではないか」「札幌アンダーグラウンドの火が消えてしまうのではないか」という悲観的な噂がSNSを駆け巡りました。
しかし、KLUB COUNTER ACTION 移転の真相はカルチャーの後退ではなく、歴史を未来へ繋ぐための攻めの決断でした。旧店舗が入居していたビルの老朽化、大通東地区周辺の都市再開発計画、そして世界中を襲った未曾有のパンデミックによる興行制限が重なり、従来の営業形態のまま維持することは構造的な限界を迎えていました。妥協して暖簾を下ろす選択肢を排除し、自らの手で新たな居場所を切り拓く道を選んだのが、運営の根幹を担うSLANGのフロントマン・KO氏でした。
公式発表資料および現在の活動実態が示す通り、新天地となったのは札幌市中央区南3条西2丁目3 WALL HALL 1階です。地下空間から路面ビル1階へとフィールドを移し、防音設計や吸音構造を一から構築。現在ではライブハウスフロアに加え、充実したBARスペースを併設した複合的カルチャースポットとして機能しています。公式Instagram(フォロワー5,700人超、投稿数8,000件超)や公式X(旧Twitter)では、連日熱気あふれるギグの様子やBAR営業の案内が発信されており、存続を危ぶむ声は過去のものとなりました。

【会場スペック徹底解剖】KLUB COUNTER ACTIONのキャパ・音響・ロッカー事情
遠征で初めて訪れるオーディエンスにとって、現場の設備や利用ルールを把握しておくことは不可欠です。移転後の新店舗における利便性や注意点を整理しました。
まず気になるKLUB COUNTER ACTION キャパ(収容人数)ですが、スタンディング時で約150名から最大200名規模となっています。旧店舗の凝縮された空気感を損なうことなく、演者と観客の距離が極めて近い設計が維持されています。ステージの高さは程よく抑えられており、最前列ではダイレクトにバンドのパッションを浴びることができる一方で、後方からでも視界が遮られにくいフラットで見晴らしの利くフロア構造が特徴です。
入場の際に必要となるKLUB COUNTER ACTION ドリンク代は、一般的な相場に準じた600円(イベントごとの設定により異なる場合あり)です。BARカウンターではビールやカクテル、ソフトドリンク類が手際よく提供され、バー営業日には落ち着いた雰囲気で音楽談義に花を咲かせる地元客で賑わいます。
手荷物の管理については注意が必要です。KLUB COUNTER ACTION ロッカー事情として、フロア内に多数のコインロッカーが常設されているわけではありません。一部の大型企画で臨時クローク(有料手荷物預かり)が開設されるケースを除き、基本的には「近隣の駅や地下街のコインロッカーを利用する」のが鉄則です。ハードコアやメロディックパンクの公演ではフロア内で激しいモッシュやダイブが発生するため、場内への大きなリュックやスーツケースの持ち込みはトラブルのもとになります。身軽な服装で入場することが現場での安全確保に直結します。
【スペック比較検証】旧店舗・現店舗・札幌主要ライブハウスの決定的な違い
新店舗の立ち位置をより明確にするため、旧店舗の記憶、そして札幌市内の代表的ベニューとの客観的データを比較表にまとめました。
| 項目 | KLUB COUNTER ACTION(現・南3条) | 旧店舗(南2条西1丁目時代) | 札幌市内中規模ベニュー(平均値) |
|---|---|---|---|
| 収容人数(キャパ) | 約150〜200名(立ち見) | 約150名(極小・濃密空間) | 300〜500名(中型ホール規模) |
| 立地・フロア構成 | WALL HALL 1階(路面型/BAR併設) | 雑居ビル地下(伝説の地下シェルター) | 地下または商業ビル上層階 |
| ロッカー・荷物預かり | 場内常設なし(駅コインロッカー推奨) | なし(自己管理・床置き不可) | 数十〜百基程度常設 |
| ドリンク代・精算 | 600円(公演時・現金対応中心) | 500〜600円 | 600円(一部電子マネー対応) |
| 音響特性・特徴 | ソリッドで生々しい低音設計、分離感向上 | 耳をつんざく爆音と反響熱気 | POPS・ロック全般対応の標準設計 |
数値やスペックからも明らかなように、単なる大規模化を目指すのではなく、「演者の呼吸がダイレクトに届くインディペンデント空間」というアイデンティティが寸分狂わず継承されていることが分かります。

【アクセス&行き方】豊水すすきの・すすきの駅からの最短ルートガイド
遠方からの来場者が迷わず到着できるよう、KLUB COUNTER ACTION アクセスの最短ルートと周辺環境を整理します。
店舗の所在地は「札幌市中央区南3条西2丁目3 WALL HALL 1階」です。主要な鉄道路線からの所要時間は以下の通りです。
- 地下鉄東豊線「豊水すすきの駅」から:2番出口から徒歩約2〜3分。地上へ出たら北方向(大通方面)へ直進し、南3条通を左折すると右手に「WALL HALL」ビルが現れます。最も近くて分かりやすいアクセスルートです。
- 地下鉄南北線「すすきの駅」から:1番または2番出口から徒歩約4〜5分。駅前通りから東側(創成川方面)へ進み、狸小路と南3条通りの間のエリアを目指します。
- 地下鉄「大通駅」およびポールタウンから:大通駅南改札から地下街ポールタウンを進み、狸小路方面の出口から地上へ出て徒歩約5分です。雨や降雪が厳しい真冬の北海道でも、直前まで地下を歩いて移動できる利便性があります。
建物のエントランスには公演ポスターや案内が掲示されており、1階奥へと進むとカウンターアクションの重厚な扉が迎えてくれます。最新のKLUB COUNTER ACTION スケジュールは、店頭掲示だけでなく公式X(@kcasapporo)や公式Instagramで随時更新されているため、開場・開演時間の変更等がないか事前にタイムラインを確認しておくのが賢明です。
【SLANG KOと聖地の軌跡】宮古カウンターアクション連携とDIY精神の社会学的意義
カウンターアクションを語る上で欠かすことができないのが、主宰者であるSLANG KO氏の存在と、長年にわたる草の根の社会活動です。1980年代後半から日本のハードコアシーンの最前線で咆哮し続けてきたKO氏は、1995年にこの場所を創設。単なるハコのオーナーにとどまらず、地元札幌の若手バンドを鍛え上げ、BRAHMAN、KEN YOKOYAMA、THA BLUE HERBなど、ジャンルを越えた盟友たちと固い絆を結んできました。
その結実が最も顕著に現れたのが、2011年3月11日の東日本大震災でした。未曾有の災禍を前に、KO氏は即座に「NBC作戦(New Blood Craft)」を立ち上げ、物資輸送や被災地支援を敢行。その熱情は東北ライブハウス大作戦とも深く呼応し、岩手県宮古市に姉妹ベニューとなるKLUB COUNTER ACTION 宮古を誕生させました。北海道・札幌の聖地と岩手・宮古の拠点は、単なる同名店舗ではなく、震災復興と地域カルチャーの再生を誓い合った血の通った兄弟関係にあります。
カウンターアクションが放つ求心力は、現代アートの領域にまで及びます。世界的な画家・彫刻家である奈良美智氏は、かねてよりカウンターアクションおよびSLANGのスピリットに共鳴する支援者の一人です。公式Web Shopで定期的に企画されるコラボレーションTシャツ(完全受注生産アイテム等)は、販売開始と同時に全国からアクセスが殺到する人気を博しています。利益をカルチャーの存続と現場の維持へと還元するこのサイクルは、資本の論理に依存しない「徹底したDIY(Do It Yourself)カルチャー」の理想的な実践例として、社会学的にも極めて意義深いモデルと言えます。
【実態検証】利用者のリアルな評判とネット上の誤解|初めて訪れる際の注意点
ネット上の掲示板やSNSでは、時に「敷居が高そう」「ハードコアのハコだから一見客は浮いてしまうのではないか」という不安の声が散見されます。実際のKLUB COUNTER ACTION 評判はどうなのでしょうか。現場の生の声と利用実態を分析します。
結論から言えば、スタッフや常連客が初見の客を排除するような空気は一切ありません。食べログやGoogleマップの口コミ情報でも「バー営業時は非常に居心地が良く、音楽好きにはたまらない空間」「音響の抜けが良く、バンドの生々しさが骨身に染みる」と高評価が並んでいます。団体のバー利用やレンタル相談もオープンに受け付けており、カルチャーに敬意を払うすべての人々に開かれています。
ただし、公演内容によってフロアのルールやマナーは大きく異なります。参加にあたっての判断基準を以下に提示します。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
- 強くおすすめできる人:
- 身体全体を震わせる本物のラウドロックやパンク、生々しいバンドサウンドを体感したい人。
- 商業化された巨大フェスでは味わえない、表現者とオーディエンスが魂をぶつけ合う熱量を求める人。
- 札幌のアンダーグラウンド文化、インディペンデント精神の歴史そのものに直接触れてみたい人。
- 慎重になるべき・対策が必要な人:
- 静かに座ってカクテルを傾けながら観賞したい人(ライブ時はスタンディング主体、後方での観戦を推奨)。
- 大きな荷物を持ち歩く旅行者(会場内にロッカーがないため、事前に駅のコインロッカーへ預けることが必須)。
- 耳へのダメージが極端に苦手な人(小規模ベニューならではのダイレクトな音圧があるため、ライブ用耳栓の持参を推奨)。
【klub counter action】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:移転後の新しい場所はどこですか?最寄り駅からの行き方は?
A1:札幌市中央区南3条西2丁目3の「WALL HALL 1階」にあります。最寄り駅は地下鉄東豊線「豊水すすきの駅」で、2番出口から徒歩約2〜3分です。地下鉄南北線「すすきの駅」からも徒歩約4〜5分と非常に好アクセスです。
Q2:会場内にコインロッカーやクロークはありますか?
A2:フロア内に常設のコインロッカーはありません。一部の大型公演を除きクロークの実施も不確定なため、近隣の地下鉄駅(豊水すすきの駅、すすきの駅、大通駅地下街ポールタウン等)のコインロッカーに手荷物を預けてから来場することをおすすめします。
Q3:ライブがない日でもBARとして利用することは可能ですか?
A3:はい、可能です。KLUB COUNTER ACTIONはBAR営業にも力を入れており、団体の利用や貸し切り相談も受け付けています。バー営業のスケジュールや営業時間は公式X(@kcasapporo)や公式Instagramで随時アナウンスされています。
Q4:岩手県にある「KLUB COUNTER ACTION 宮古」とはどのような関係ですか?
A4:2011年の東日本大震災の際、SLANGのKO氏を中心とした支援活動「NBC作戦」や東北ライブハウス大作戦の連帯の中で、岩手県宮古市に設立された姉妹ライブハウスです。被災地支援と音楽の灯を繋ぐ固い絆で結ばれています。
まとめ:今後の動向と失敗しないための判断基準
1995年の創業から激動の時代を経て、南3条WALL HALLへと拠点を移したKLUB COUNTER ACTION。移転の背景にあったのは、カルチャーの衰退ではなく、表現の場を守り抜き、次世代へと受け継ぐための強い意志でした。150〜200人規模の濃密なフロア、ソリッドな音響、そして音楽と人に対する誠実なスタンスは、今も一切揺らいでいません。
これから聖地を訪れる方は、手荷物を事前に駅へ預け、身軽な装備で会場へと向かってください。ひとたび重い扉を開ければ、商業主義とは一線を画した、札幌が世界に誇る本物の音楽の鼓動があなたを迎えてくれるはずです。 (出典: klub counter action(Yahoo!ニュース))