わかざえもんの愛用ベースと機材の真相!左利きの超絶スラップを解剖
ロックシーンに突如として現れ、圧倒的な音圧と華麗なテクニックでオーディエンスの視線を釘付けにしてきたレフティベーシスト、わかざえもん。マキシマム ザ ホルモン2号店(コロナナモレモモ)でのセンセーショナルな登場から、実力派ガールズロックバンド「East Of Eden」のボトムを支える現在に至るまで、その進化はとどまるところを知りません。
ステージ上で異彩を放つ逆向きのベース、地を這うような重低音とバキバキと鋭く切り込むスラップトーン。彼女のサウンドは一体どのような機材と奏法から生み出されているのか、ファンの間で長年議論が交わされてきました。現場の徹底取材や公開データをもとに、愛用メーカーの真相からサウンドシステム、そして左利きという特異な個性を武器に変えた歩みを解き明かします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:愛用ベースの中核はPsychederhythm(サイケデリズム)特注レフティモデルであり、抜けの良いヴィンテージモダンなサウンドを確立している。
- 要点2:左利きならではのアタック角度と手首の柔軟性を生かした親指振り下ろし型スラップが、唯一無二のダイナミクスと鋭いアタックを生む原動力である。
- 要点3:コロナナモレモモからEast Of Eden、トッププロのサポートまで、ジャンルを問わず指名される理由は見た目を凌駕する強固なリズムキープ力と現場対応力にある。
【愛用機材の全貌】サイケデリズムが選ばれる理由とサウンドシステムの秘密
わかざえもんのトレードマークといえば、目を引く鮮やかなカスタムカラーが施されたレフティ仕様のベースです。彼女のメイン機として君臨し続けているのが、東京・恵比寿に工房を構える気鋭の国産ハイエンドブランドPsychederhythm(サイケデリズム)のモデルです。著名なスタジオミュージシャンや先鋭的なロックバンドのプレイヤーからも絶大な信頼を集める同ブランドですが、彼女が手にする「Modern J-Bass」タイプのレフティ仕様は、まさに彼女のプレイスタイルに合わせてミリ単位でチューニングされた逸品といえます。
サイケデリズムの楽器が持つ最大の特徴は、アンサンブルの中で埋もれない圧倒的な音の立ち上がり(アタック感)と、タイトなローエンドです。ラッカー塗装による豊かなボディ鳴りと、厳選されたピックアップ(Sigil PickupsやPorter Pickupsなど)から出力されるトーンは、パッシブ特有の生々しいニュアンスを残しながら、激しいディストーションサウンドにも輪郭を失いません。関係者の証言によると、激しいライブパフォーマンスでもチューニングの狂いが極めて少ないネックの剛性感も、彼女がツアー現場で全幅の信頼を寄せる決め手になっています。
足元を支えるエフェクターボードとアンプシステムも、徹底した実戦主義で構築されています。スラップ時にパーカッシブな高音域と太い低域を両立させるため、プリアンプには歪みの質感を自在にコントロールできるDarkglass Electronics(Microtubesシリーズなど)を採用。コンプレッサーには原音を損なわずにピークを叩くEBS MultiCompや定番のスタジオグレードペダルを配置し、ライン出力とアンプ出力を緻密にブレンドするシステムを組んでいます。
| 項目 | 詳細・愛用実機データ | 一般的な基準・相場 | 編集部の見解・評価 |
|---|---|---|---|
| メインベース | Psychederhythm Modern J-Bass LH(特注レフティ) | 市販JB:15万〜25万円程度 | 市場に極めて少ないレフティで最高峰の立ち上がりを確保。現場優先の選択。 |
| サブ・派生機材 | Fender Custom Shop / ESP系モデル(曲調に応じて使い分け) | 30万〜60万円以上 | オールドスクールな指弾きからドロップチューニング曲まで幅広くカバー。 |
| プリアンプ/歪み | Darkglass Electronics Microtubes B7K Ultra等 | ペダル単体:4万〜6万円程度 | モダンメタルからラウドロックに不可欠な鋭いアタック歪みの中核。 |
| ダイナミクス系 | EBS MultiComp / 高品位アナログコンプレッサー | ペダル単体:2万〜3.5万円程度 | 激しいスラップの飛び出しを自然にいなし、音圧の均一化を図る生命線。 |

なぜ「左利き(レフティ)」で異次元の存在感を放つのか?超絶スラップの解剖学
弦楽器の世界において、左利きプレイヤーは人口比で全体の1割にも満たないマイノリティです。市場に流通するレフティベースの選択肢は右利き用に比べて極端に狭く、多くの左利き初心者は右利き用を無理に構えるか、選択肢の少なさに頭を抱えます。しかし、わかざえもんは最初から「左利きとしてベースを弾く」道を選び、そのハンディキャップを最大の武器へと昇華させました。
ステージ上手・下手のどちらに立っても、右利きのギタリストと対峙した際にヘッドの向きが「シンメトリー(左右対称)」を形成するため、バンド全体のビジュアルに強烈な躍動感が生まれます。だが、彼女の評価が単なる視覚的珍しさに留まらないのは、その打楽器的なスラップ奏法の凄まじい精度にあります。
彼女のスラップテクニックを詳細に分析すると、以下の3つの特異な要素が融合していることが分かります。
- サムピング(親指弾き)の振り下ろしアングル:親指をネックとほぼ平行に構えつつ、手首のスナップを鋭く利かせて弦を叩き落とすようにヒットさせる。これにより、打撃音が濁らず、倍音成分が豊かに飛び出す。
- 人差し指・中指による電光石火のプル(引っ張り):細身の体躯からは想像できないほど力強いプル音を放ち、弦がフレットに衝突するアタックノイズを意図的にパーカッション化している。
- 徹底した左手(運指手)のゴーストノートミュート:実音を鳴らさないブラッシング音を16分音符で細かく織り交ぜることで、ドラムのスネアやキックと完全に同期した強烈な推進力を生み出している。
左利き特有の弦に対するアプローチ角度と、鍛え上げられた右手首の脱力が見事に合致した結果、彼女にしか出せない「抜けが良く、痛くない重低音スラップ」が完成しているのです。
【経歴とプロフィール】年齢・本名から「ホルモン2号店」「East Of Eden」の軌跡
わかざえもんは、1997年9月29日生まれの東京都出身。公式には本名を明かしておらず、ミステリアスな雰囲気を纏いながらも、公式SNSやYouTubeでは愛犬との飾らない日常やゲーマーとしての一面を覗かせる親しみやすいキャラクターでファンを魅了しています。Instagram(@waka_bass)ではフォロワーが10万人を超え、日本国内にとどまらず世界各国のベースフリークから熱烈なコメントが寄せられています。
彼女の音楽人生が一変する決定打となったのは、2019年に開催された「マキシマム ザ ホルモン2号店」のメンバーオーディションでした。応募総数1,000人を超える猛者たちの中で、審査員を務めたマキシマムザ亮君らを唸らせたのが、上ちゃん直系のスラップ技術と、それに囚われない彼女独自のグルーヴ感でした。見事ベース・コーラスの座を射止めた彼女は、「コロナナモレモモ」として大型フェスのメインステージに立ち、一気に全国区の知名度を獲得します。
その後、サポートミュージシャンとしてずっと真夜中でいいのに。や片平里菜、つるの剛士など多彩なアーティストのステージを経験。2023年には、ヴァイオリニストのAyasa、ボーカルのAKANE、ギタリストのYuki、ドラマーのMIZUKIとともに世界標準のガールズロックバンド「East Of Eden」を結成しました。世界的なギタリストであるマーティ・フリードマンとの共演イベント(Takara Records Presents Rock It Loud!など)でも堂々たる重低音を響かせ、ソロアーティスト兼バンドマンとして名実ともに日本のトップクラスへと上り詰めました。

【実態検証】プロ現場とリスナーが下すベース実力評価のリアル
ネット上やライブの現場において、わかざえもんのプレイは実際にどのように受け止められているのでしょうか。音楽専門誌や共演アーティスト、そしてSNS上のリアルな反響を検証すると、彼女が単なる「技巧派ネット系プレイヤー」とは一線を画す評価を得ている理由が浮かび上がってきます。
ベース専門誌『ベース・マガジン』では、定期的に「BASSIST FILE」等で特集が組まれるだけでなく、オリジナルコラボアイテムが企画されるなど、プレイヤーとしてのステータスは完全に確立されています。特集記事においてプロの音楽評論家やエンジニアが口を揃えるのは、「音の減衰(サステイン)の美しさとタイム感の正確さ」です。速弾きやスラップの派手さに目を奪われがちですが、バラードやポップスの現場で8分音符のルート弾きを鳴らした際、音が前に押し出されるスピード感が極めて優秀であると評されています。
また、X(旧Twitter)では「ベースの絵文字だけなぜバンド楽器の中に存在しないのか」と問いかけるユーモアあふれるポストが万単位のリアクションを集めるなど、楽器に対する尽きない愛情が伝わる発信も共感を呼んでいます。ファンコミュニティや知恵袋の検証でも、「サポートに入ったときのバンドへの馴染み方が完璧」「主張が激しいのに歌の邪魔を一切しない帯域処理がプロフェッショナル」という、現場レベルでの実直な仕事ぶりを讃える声が大半を占めています。
一般に知られていない盲点とネットの誤解|「見た目先行」論を覆す圧倒的基礎力
SNS発の若手アーティストや派手なビジュアルを持つプレイヤーに対しては、往々にして「ルックス先行」「SNS映えだけで過大評価されているのではないか」という穿った見方がネットの片隅で囁かれることがあります。しかし、わかざえもんに関してこの言説を当てはめるのは、事実誤認も甚だしいと言わざるを得ません。
彼女の音楽歴における最大の盲点は、「ベースを始めた年齢が17歳と、決して早くはなかった」という点です。幼少期から英才教育を受けてきたエリートプレイヤーではなく、高校時代にベースの魅力に取り憑かれ、そこから狂気的なまでの反復練習によって短期間でプロの門を叩いた叩き上げの経歴を持ちます。さらにレフティという、楽器の貸し借りすらままならない厳しい制約の中で、自分の耳と指先だけを頼りに正しいピッチとフォームを追求してきました。
多くの初心者が陥りがちな「機材のつまみをいじって音を太く見せかける」アプローチではなく、指の肉の当て方、弦をリリースする瞬間のコントロールといったフィジカルな基礎を徹底して磨き上げたからこそ、どのようなアンプを通しても彼女特有の太い芯が存在します。「見た目が華やかだから売れた」のではなく、「圧倒的な基礎力と音圧があるからこそ、そのビジュアルが真のカリスマ性として機能している」というのが現場の正しいファクトです。
【プロの結論】ベース上達を目指すプレイヤーが取り入れるべき3つの判断基準
わかざえもんの演奏スタイルや機材選定の哲学から、現代のアマチュアベーシストや楽器選びに迷うプレイヤーが学ぶべき明確な基準を導き出すことができます。
- 【向いている人】:アンサンブルで埋もれない「音の輪郭」を最優先したいプレイヤー
サイケデリズムやDarkglassに代表される彼女のシステムは、アタックの初速を極限まで高める設計です。バンドの中でベースの音がこもって聞こえない、スラップの抜けを良くしたいと悩む人にとって、最も確実な指標となります。 - 【向いている人】:利き手の違和感を抱えたまま無理に右利きで弾いている人
「左利きだけど右用を買うべき」という過去の常識に囚われる必要はありません。彼女の成功が証明するように、利き手の自然な直感を信じてレフティを貫くことは、唯一無二のプレイスタイルとフォームの美しさを手に入れる強力な選択肢です。 - 【慎重になるべき人】:ウォームで太いだけのオールドヴィンテージサウンドを求めるプレイヤー
モータウン系や泥臭いブルースなど、高域のアタックを極力削ぎ落としたモコモコとした伝統的トーンを志向する場合、彼女のセッティングをそのまま真似るとハイミッドが目立ちすぎる可能性があります。目指すジャンルの帯域設計を見極める冷静さが必要です。
【わか ざえもん ベース】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:わかざえもんの本名や年齢は公表されていますか?
A1:生年月日は1997年9月29日生まれであることが公表されていますが、本名については非公表を貫いています。ファンや音楽関係者の間でも詮索することなく「わかざえもん」というアーティストネームとして定着し、リスペクトを集めています。
Q2:愛用しているサイケデリズムのベースは一般の人でも購入できますか?
A2:購入自体は可能です。ただし、Psychederhythmは少数精鋭の工房によるハンドメイド生産が中心であり、特にレフティ(左利き用)モデルは極めて製造本数が少ないため、店頭に並ぶと即座にソールドアウトすることが珍しくありません。入手には公式の入荷情報やカスタムオーダーの動向を常にチェックする必要があります。
Q3:初心者が彼女のようなバキバキのスラップを鳴らすコツは何ですか?
A3:力任せに弦を叩くのではなく、手首の脱力と親指を弦から素早く離すバウンド感覚を身につけることが最重要です。また、エフェクターに頼る前に、アンプのイコライザーでトレブル(高域)とベース(低域)を適度にブーストしつつ、ミドル(中域)を少しカットするいわゆる「ドンシャリ」気味のセッティングから試すと、アタック感が掴みやすくなります。
Q4:2026年現在の主な活動拠点はどこですか?
A4:ガールズロックバンド「East Of Eden」のベーシストとして国内外のライブやフェスへ精力的に出演しているほか、トップアーティストのライブツアー・レコーディングサポート、YouTubeやSNSを通じた情報発信など、多角的な活動を継続しています。
まとめ:孤高のレフティが切り拓く新時代ベーシスト像
わかざえもんというベーシストの魅力は、超絶スラップというわかりやすい看板の奥にある、徹底した職人気質のサウンドメイクと揺るぎないリズムの芯にあります。左利きという機材選択の困難をものともせず、サイケデリズムをはじめとする最高のギアを味方につけ、叩き上げの努力で自らのポジションを勝ち取ってきました。
ホルモン2号店での衝撃的な全国デビューから、East Of Edenでの世界水準のアンサンブル構築に至るまで、彼女は常に「ベースという楽器が持つ可能性」を拡張し続けています。固定観念を打ち破り、己のスタイルを信じて低音を鳴らし続けるその姿は、楽器を手にするすべてのプレイヤーにとって、これ以上ない刺激と道標を与え続けてくれるはずです。 (出典: わか ざえもん ベース(Yahoo!ニュース))